私の子どものアトピーになっちゃうの!?アトピー性皮膚炎は遺伝するのか

将来子どもが欲しいと考えている方にとって

病気は遺伝するのかというのは

とても気になるトピックですよね。

f:id:ayano0821:20191123130649p:plain

 

では,アトピー性皮膚炎はどうなのでしょうか。

 

結論から言うと,

アトピー性皮膚炎の原因となる

アトピー素因と呼ばれる遺伝子は

遺伝する可能性はあります。

 

しかし,アトピー性皮膚炎を

実際に発症するかどうかは

生まれてからの環境や生活習慣次第です。

 

そもそも日本人の約3割

アトピー素因をもっていると言われています。

意外と多いですよね。

 

つまりアトピー素因をもっていることは

それほど珍しくないんです。

 

アトピー性皮膚炎は

アトピー素因をもっている人の中から

選択的にあらわれます。

f:id:ayano0821:20191124114112p:plain

 

実際に私の母も

アトピー性皮膚炎ではないんですが,

アレルギー体質なので

アトピー素因をもっていると思われます。

 

ではどのくらいの確率

アトピー素因が遺伝して

アトピー性皮膚炎を発症するのでしょうか。

 

 

子どもがアトピー性皮膚炎を発症する確率は

 

両親ともアトピーである場合50~75%

片親のみアトピーである場合30~50%

両親ともにアトピーでない場合10~25%

 

と言われています。

 従って自分がアトピーである場合,

子どもがアトピーを発症する確率は高まります

 

しかし,アトピーを発症していない人でも

アトピー素因をもっていれば無自覚に子どもに

受け継がせている可能性があります。

 

それはどういうことなのか?

みなさんお気づきでしょうか?

f:id:ayano0821:20191124120026p:plain

 

アトピーに苦しんでいるみなさんは

子どもはアトピーになるかもしれないということが

お子さんに症状が出る前から,

むしろお子さんができる前から

気づけているんです!

 

だからこそ症状がでないように

気を付けてあげたり

症状が出た時の早期対処ができるんです。

 

お子さんができたら気を付けるべきポイントは

しっかりとチェックして理解しておきましょう。

 

アトピー性皮膚炎が発症するかしないかは

食物抗原(卵,牛乳),吸入抗原(ダニ),

環境因子(湿度,大気汚染),心理的要因(ストレス)

などのさまざまな因子によって変化します。

 

実際にどのような点に

気を付けた方がいいのかなど

詳しくは他の記事に記載する予定です。